危険物取扱者資格の取得方法は? 受験資格・免状の種類と共に解説!

ガソリンや石油、化学工場など危険物を取り扱う仕事には“危険物取扱者”が必要になります。危険物取扱者は様々なジャンルの仕事で活用できる非常に人気のある資格の一つです。
危険物取扱者には甲種、乙種という種類があり、それぞれ取扱可能な危険物の種類が異なります。
危険物取扱者の取得方法について紹介します。

1.危険物取扱者の受験資格とは?

危険物取扱者の受験資格は甲種、乙種で異なります。それぞれの資格には以下のような受験資格が定められています。

1-1.危険物取扱者 甲種

  • 大学において科学に関する学科等を修めて卒業した者
  • 大学において科学に関する授業科目を15単位以上取得したもの
  • 乙種危険物取扱免状を有するもの
  • 修士・博士の学位を有するもの

1-2.危険物取扱者 乙種

  • 誰でも受験できる

甲種の危険物取扱者の受験資格は少々複雑なので、甲種を受験しようと考えている場合には受験資格について“消防試験研究センター”に問い合わせるようにしましょう。
また甲種を受験する際には、それぞれ受験資格を示す証明書類が必要になるので準備をしておきましょう。

2.危険物取扱者免状の種類

危険物取扱者免状には取り扱い可能な危険物によって種類があります。資格取得は目的に合わせて行なう必要があります。

2-1.免許の種類

甲種:全ての種類の危険物を取扱可能
乙種第1種:塩素酸類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類、臭素酸塩類、硝酸塩類、よう素酸塩類、過マンガン酸塩類、重クロム酸塩類などの酸化性固体
乙種第2種:硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム、引火性固体などの可燃性固体
乙種第3種:カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム、黄りんなどの可燃性固体
乙種第4種:ガソリン、アルコール類、灯油、経由、重油、植物性油類などの引火性液体
乙種第5種:有機化酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物、アゾ化合物、ヒドロキシルアミンなどの自己反応性物質
乙種第6種:過塩素酸、過酸化水素、硝酸、ハロゲン間化合物などの酸化性液体

甲種では全ての危険物が取り扱い可能ですが、乙種に関しては6種の取扱可能な危険物毎に資格が分けられています。

6種類の乙種危険物の中でも甲種第4種は使用頻度の高いガソリンや灯油などを取扱が可能ということから重要視されています。

3.危険物取扱者の受験方法は?

危険物取扱者試験は各都道府県の“消防試験研究センター”で行なわれています。試験の申請は“インターネット申し込み”と“願書による書面申請”で行なうことができます。受験地の制限はなく居住以外の都道府県でも試験を受けることが可能なので、試験スケジュールが合わない場合には近県でも試験を受けることができます。
インターネットでの受験の申し込みは「一般財団法人 消防試験研究センター」のHPで申し込むことができます。

4.危険物取扱者は資格取得後も受講義務がある

危険物取扱者は資格取得後に危険物取扱作業の従事している場合、定められた期間内ごとに保安講習を受けることが義務付けられています。受講義務を怠った場合には免状の返納命令を受ける場合もあるので注意が必要です。ただし、実務に従事していない場合は法令上義務はありません。

また、10年に一度、写真の書き換えが必要になります。10年を経過する前に更新するようにしましょう。