知っておいて損はない!? 事務所衛生基準規則とは?

「事務所衛生基準規則」という言葉を聞いたことがありますか?
これはいったいどのような規則なのでしょうか。
今回は事務所衛生基準規則について少しご紹介しましょう。
これを知っていると自分の働いている環境の善し悪しがよくわかりますよ。
興味がある方はぜひご一読ください。

事務所衛生基準規則とは?

事務所衛生基準規則とは、昭和47年9月30日に発令された労働安全衛生法に基づいて定められた、厚生労働省令です。
第5章からなり、事務室の環境管理から、清潔、急用、救急用具についてまで定められています。
この省令によって、労働者は安全で清潔な職場で働けるように守られているのです。

衛生管理者が指標とする規則

衛生管理者は、事業所が労働者にとって衛生的で安全な場所であるか点検や指導をしなくてはなりません。
その時に基準となるのがこの事務所衛生基準規則なのです。
ですから、衛生管理者の指標でもあるのですね。
また、労働者も職場が事務所衛生基準規則に達していない場合は、雇い主に改善を要求することができます。
事務所衛生基準規則は細かく定められていますので、それらをすべてクリアすることは難しい事業所もあるでしょう。
しかし、雇い主は労働者のために規則を守る姿勢を見せなくてはなりません。
つまり、事務所衛生基準規則が守られている職場ほど、労働者を大切にしていると言えるのですね。

罰則はあるの?

事務所衛生基準規則は法律ではありませんので、独自の罰則はありません。
労働安全衛生法に基づいて6か月以下の懲役、50万円以下の罰金が課せられます。
しかし、違反しているからといってすぐに罰せられないことが現状です。

知っておいて損はない

たとえ衛生管理者の資格を持っていなくても、事務所衛生基準規則を知っておいて損はありません。
「ブラック企業」という言葉があるように、労働者を取りまく労働環境はここ10年ほどずっと悪化していると言われています。
たとえ劣悪な労働環境であろうと「働けるだけまし」と考えている人も多いでしょう。
しかし、労働者は安全で衛生的な場所で働く権利があるのです。
事務所衛生基準規則を知っていれば、前述したように雇い主に省令を楯に労働環境の改善を要求することもできるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は事務所衛生基準規則についてご紹介しました。この規則はインターネットで全文を読むことができますので、自分の職場環境が適切が確かめたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。