少量危険物貯蔵所について。特徴や守るべきルールを解説!

灯油

消防法により定められた危険物はそれぞれ指定数量が決まっています。
この指定数量の5分の1以上の量の危険物を「少量危険物」といい、それを貯蔵する場所を少量危険物貯蔵所といいます。
では、この少量危険物貯蔵所とは一体どのようなものなのでしょうか?
今回はそれをご紹介します。
危険物取扱者の資格取得を目指している方や、職場で危険物を取り扱っているという方はぜひ押さえておいてください。

少量危険物とは?

少量危険物とは、消防法によって定められた危険物のうち、指定数量の5分の1以上・指定数量未満のものをいいます。
もっとも身近な危険物のひとつである灯油は指定数量が1,000リットルですから、200リットル以上が指定危険物となるのですね。
この少量危険物で覚えておきたいのは危険物が複数あり、の量を合計したものが指定量の5分の1以上であれば、
少量危険物に指定されるということです。
つまり少量ずつたくさんの危険物を取り扱う職種などは危険物の総量を常に気にかける必要がある、ということです。

少量危険物貯蔵所とは?

少量危険物貯蔵所とは、文字通り少量の危険物を貯蔵し取り扱う場所のことです。
危険物貯蔵所ほど厳重ではありませんが、それでも貯蔵予定の場所は消防署への届け出が必要ですし、タンクに使用する素材などにも決まりがあります。
また、貯蔵所の周りには1m以上の空き地が必要です(タンク室内にタンクが作られている場合は不要)さらに、防油堤も設置しなくてはなりません。
これらは消防法で定められていることですが、このほかにも市町村によって独自の火災予防条例によって決まりが作られていることがあります。
このようなことは少量危険物貯蔵庫をレンタル・販売している業者が詳しいので、少量危険物を保存する際はアドバイスを求めるとよいでしょう。

身近にある少量危険物貯蔵庫とは?

私たちの身近にある少量危険物貯蔵庫は、灯油のタンクでしょう。
北国では200リットル以上の灯油が入るタンクが備えてある一般家庭も珍しくありません。
また、建物内に少量危険物の貯蔵庫を作っている企業もあります。
これらの貯蔵庫は小さいものから大きなものまで販売やレンタルをしている会社が数多くあります。
それだけ需要が高いということなのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか、今回は少量危険物の貯蔵庫についてご紹介いたしました。
まとめると

  • 指定数量の5分の1以上の危険物を保管するために必要。
  • 消防法で貯蔵庫の基準が定められているほか、自治体の条例による決まるも守る必要がある。
  • 屋内に設置されることもある。

ということです。気を付けて近所を歩いてみると案外たくさん貯蔵庫を見つけられるかもしれません。