勉強を効率よく行うカギは休憩にあり。理想の休憩とは?

社会人になってからも、資格試験や昇進試験のために勉強する機会は少なくありません。
社会人になると、学生時代のときより勉強に充てられる時間が減ります。
ですから、つい長時間勉強することも多いでしょう。
しかし、長時間勉強すればよいというわけではありません。
効率よく勉強するには、休憩をうまくはさむのがコツです。
そこで、今回は効果的な休憩の取り方についてご紹介します。
試験を控えて勉強をしなければならないという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

目次

  1. 長く勉強すれば、効率はかえって落ちる?
  2. こんな休憩はかえって逆効果?
  3. 理想の休憩とは?
  4. 長時間勉強するよりは、細切れで勉強した方がよい?
  5. 睡眠は大切
  6. ウォーキングと勉強を合体させよう
  7. おわりに

1.長く勉強すれば、効率はかえって落ちる?

受験生のころ、1日の勉強時間を友人と競ったことはありませんでしたか?
勉強は長時間やるほど、力がつくというイメージを持っている方も多いです。
長期休み中は勉強に集中できる環境で、何日も合宿を行う塾も少なくありません。
しかし、人間の集中力というのは、何時間も続かないのです。
仕事をしていても、それは実感できるでしょう。
机に何時間も向かっていても、内容が頭に入ってこなければ勉強をしている意味がありません。
人間の集中力はどれほど続いても2時間が限界といわれています。
ですから、60分~90分に1度は20分程度の休憩を取った方が、かえって効率が上がるでしょう。

2.こんな休憩はかえって逆効果?

しかし、休憩時間だからといってこれからご紹介するようなことをしていれば、本当の意味で休めてはいないのです。
こんなことを行っていませんか?

2-1.ネットを見たりゲームをしたりする

勉強の休憩は、脳と目を休ませることにあります。
ですから、ネットやゲームをすれば脳と目は休むどころか酷使されるでしょう。
また、ネットやゲームはやめどきが難しいのです。
短時間のつもりでネットを見ていたら、いつの間にか数時間が経過していたということも珍しくありません。
ですから、勉強の休憩中にネットやゲームをすると1日が終わってしまうかもしれないのです。

2-2.仕事をする

勉強と仕事を交互にしよう、と思っている方もいるでしょう。
しかし、これも脳が休む暇がありません。
しかも、勉強をしているときは仕事が気になり、仕事をしているときは勉強が気になる可能性があります。
これでは、どちらも中途半端に終わってしまうでしょう。
ですから、勉強をするときは勉強をし、仕事をするときは仕事をしましょう。

2-3.本を読む

コミックスや小説を読むのが、気分転換になる人もいるでしょう。
しかし、インターネットやゲームと同じようにコミックスや小説も脳を使います。
また、長い小説やコミックスの場合もやめどきが難しいのです。

2-4.おなかいっぱい食べる

勉強をすると空腹感を感じる人は、少なくありません。
脳の活動には多大なエネルギーが必要です。
そして、脳がエネルギーにできるのは糖分しかありません。
ですから、勉強をしていると甘いものが欲しくなってくるでしょう。
しかし、おなかいっぱい食べると血液が消化器官に集中して、頭がぼんやりしてきます。
これでは勉強をしても内容が頭に入りません。
おやつなどを食べるときは、腹八分目を心がけましょう。

3.理想の休憩とは?

では、理想の休憩とは何をするべきでしょうか?
答えは、「できるだけ何もしないこと」です。
脳と目を休めるならば、目を閉じて情報を遮断することが一番でしょう。
眠くなってしまうかもしれませんが、その場合はスマートフォンのアラーム機能などを利用し、20分以下の仮眠を取ります。
長い昼寝はかえって疲れてしまうので避けましょう。
また、体を軽く動かすのも効果があるのです。
長い時間同じ姿勢を続けていると、筋肉がこわばって血行が悪くなります。
ですから、肩を回したりストレッチをしたりすることで、筋肉をほぐしてあげましょう。
その際に、太陽の光を浴びながら行えばより効果があります。

4.長時間勉強するよりは、細切れで勉強した方がよい?

社会人になってから受ける資格試験や昇進試験は、暗記が主な場合も多いでしょう。
暗記は、くりかえせばくりかえすほど覚えやすいのです。
ですから、何時間も参考書を読み続けるより20分間程度に時間を区切り、内容をくりかえし暗唱するなどしましょう。
そうすれば、より記憶が脳に刻まれやすくなります。
暗記科目に一夜漬けがききにくいのは、一読しただけでは覚えられないからです。
ですから、2時間机に向かい続けるよりは15分だけ参考書を読み、それをくりかえし思い返しましょう。
その方が効果的なのです。
15分なら、通勤時間も勉強に充てられますね。

5.睡眠は大切

「4当5落」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
受験用語で、5時間も眠っている人は落ちるぞという意味です。
しかし、睡眠時間はとても大切。
年齢が上がるほど、睡眠不足がこたえるようになってくるでしょう。
ですから、1日6時間以上は眠ってください。
試験前なら8時間は眠りたいところです。
参考書を開いたらすぐに眠くなるという場合は、睡眠時間が足りていない可能性が高いでしょう。
また、睡眠は時間だけでなく、質も大切です。
ですから、眠る直前までスマートフォンやタブレットを見るのは避けましょう。
スマートフォンの液晶から発せられるブルーライトは、脳を活性化させて深い睡眠ができなくなるのです。

6.ウォーキングと勉強を合体させよう

机に向かっていると今ひとつ集中できないという場合は、いっそのこと動きながら勉強しましょう。
暗記するときには、目から情報を得る方法と耳から情報を得る方法があります。
そして、黙って参考書を読む「黙読」よりも、声に出す「音読」の方が暗記しやすいのです。
今は、講義形式でCDになっている参考書もあるでしょう。
それを聞きながら、歩いてみましょう。
これならば、通勤途中でも勉強できますね。
意外に思われるでしょうが、この方法の方が集中できるという人もいるのです。
机に向かって長い時間参考書を読むだけが勉強ではありません。
体を動かしながら耳から情報を入れた方が覚えやすいと思ったら、それを実践すればよいのです。
また、昼休みなどにも15分程度は時間が取れるでしょう。
そこを暗記時間に充てればよいのです。
そうすれば、休みの日に朝から晩まで勉強しなくてはいけない、と思うこともありません。
いろいろな場所で勉強したいという場合は、参考書も小さなものや電子書籍を利用しましょう。

7.おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、勉強の合間に効率的に休憩する方法をご説明しました。
まとめると

  • 長時間勉強するほど、効率は下がってくる。
  • 60分~120分をめどに1度休憩を取ろう。
  • ネットを見たり本を読んだりせず、脳と目を休めよう。
  • 軽い運動も効果がある。
  • 机に向かうばかりが勉強ではない。

ということです。
受験の影響からか、勉強は机に向かってするもの、と思っている方は多いと思います。
しかし、歩きながらでも勉強はできるもです。
まとまった時間が取れないならば、通勤時間やお昼休みを利用しましょう。
また、前述したように夜ふかしをすればするほど、勉強の効率は落ちます。
どうしても時間が取れないなら、早朝を勉強時間に充てましょう。
早朝ならば、勉強できる時間が決まっていますから、限られた時間で集中しやすいです。
「朝活」として話題にもなりましたから、朝方の人はぜひ実践してみてくださいね。