危険物乙4の試験勉強を独学で行う方法を紹介! おすすめの勉強法は?

危険物取扱者は、学生から社会人まで幅広い年代に受験されている人気の資格です。取得を考えている人も多いことでしょう。その一方で、「どのくらい勉強すれば、試験に合格できるのか?」とか、「独学でも合格に必要な力が身に付くのだろうか」といった受験勉強に関する悩みを抱えている人もいると思います。

そこで今回は、危険物乙4の試験に独学で合格する勉強方法について解説しましょう。

  1. 危険物乙4を取得するメリット
  2. 危険物乙4が独学で取得できる理由
  3. 危険物乙4を独学で勉強する方法
  4. 試験日時や申し込み方法
  5. 危険物乙4の独学に関するよくある質問

この記事を読めば、勉強を始めるタイミングや合格に必要な力を身につけるために必要な勉強時間なども分かります。危険物乙4の資格取得を考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.危険物乙4を取得するメリット

はじめに、危険物乙4を取得するとできる仕事や取得するメリットを紹介します。

1-1.引火性液体の取り扱いや保安監督が可能になる

危険物取扱者は、危険物の保安監督業務や取扱業務を行うことができる国家資格です。危険物は消防法により、第1類~第6類まで、分類されています。危険物乙種4類、通常乙4はガソリンや灯油など引火性液体の取り扱いや保安監督が可能になる資格区分です。

1-2.引火性液体を取り扱う職場は多い

引火性液体は、工業製品の材料や燃料として多くの場所で使われています。工場だけでなくボイラーを備えた施設やガソリンスタンドなどでも、有資格者の需要があるため、就職や転職の際には役立つでしょう。また、有資格者が資格を活用して働く場合、500~数千円の資格手当がつく職場がたくさんあります。

1-3.危険物取扱者乙種のほかの類を取得しやすくなる

危険物乙種は6つの区分に別れているため、複数の類を取得したい場合は、何度も試験を受ける必要があります。しかし、1つの類を取得していれば、再受験する際に試験科目の1部が免除になるのです。そのため、より取得しやすくなるでしょう。また、乙種を4種類以上取得すると甲種の受験資格を得られます。危険物乙4だけでなく複数の乙種や甲種を取得したほうが仕事の幅が広がるので、ぜひ挑戦してみてください。

2.危険物乙4が独学で取得できる理由

この項では、危険物乙4が独学でも取得できるかどうかを紹介します。

2-1.危険物乙4はテキストや模擬問題が豊富

危険物乙4は人気の資格のため、参考書や模擬問題集が豊富に出ています。また、過去問アプリなども販売され、勉強方法のコツを開設したサイトも豊富です。つまり、やる気さえあればサポートしてくれる環境は整っています。

2-2.試験は毎年複数回実施される

危険物取扱者の試験は、4月~9月の前期、10~3月の後期に実施され、前期後期とも複数回試験日があります。詳しい日程は、消防試験研究センターのサイトで確認してください。乙4は最も受験者数が多いので、前期、後期とも5~20回は実施されます。試験は全国どこで受けても、何度受けてもかまいません。ですから、その気になれば1か月に複数回試験を受けることが可能です。国家試験の中では最も挑戦しやすいものの1つと言えます。

2-3.受験資格が定められていない

危険物取扱者乙種・丙種は受験資格が定められていません。性別・学歴・年齢問わず受験できます。また、試験はマークシート方式の筆記試験なので、試験勉強は暗記が中心です。試験科目に物理と化学がありますが、高校で物理や化学を選択していれば十分に問題を解くことができるでしょう。複雑な計算問題も出ません。

2-4.文系の人でも挑戦しやすい

危険物取扱者の試験に合格するには、化学の知識が必要です。理系の試験と言えますが、前述したように試験勉強は暗記が中心なので、文系の人は歯が立たないということはありません。また、化学に関する知識がない人向けの参考書も販売されています。

2-5.合格率は30%~40%台

危険物乙4の合格率は、30~40%台となっています。乙種のほかの類と比べると10%ほど低いのですが、これは受験者が多いからです。受験者が多ければ不合格者も多くなるので、合格率も低くなります。乙4の試験だけ極端に難しいことはありません。ただし、一夜漬けの勉強で合格できるほど易しい試験ではないので油断しないようにしましょう。特に、独学で勉強する場合は計画的に行う必要があります。

3.危険物乙4を独学で勉強する方法

この項では、危険物取扱者試験の受験勉強を独学で行う方法を紹介します。

3-1.試験の1~3か月前から勉強を始める

危険物取扱者の試験勉強は、試験の1~3か月前から始めましょう。初めて試験に挑戦する人でも、3か月あれば一通りの勉強を終えることができます。一方、大学で化学に関する学科を卒業したなど理系に強い人でも、1か月前から勉強を始めましょう。

3-2.参考書と予想問題集を1冊ずつそろえる

独学で勉強する場合、参考書と予想問題集を1冊ずつそろえましょう。実際に内容を確認してみて、理解できそうなテキストを購入してください。参考書と問題集がセットになったものもあります。何冊も勉強するより1冊をくり返し解きましょう。

3-3.基本の勉強法は参考書を読んで問題を解く

独学の基本は参考書を読んで、その部分の予想問題を解くことです。参考書を読んで理解できたなと思ったら、問題集を解いてみましょう。理解していれば解けるはずです。解けなかった問題は、解説を読んでもう一度解き直します。そうすれば、暗記すべき項目や数値がよく理解できるでしょう。参考書を丸暗記しようと思うより、問題を解きながら問われることの多い数値や言語を覚えていったほうが効率的です。過去問を3回解けば合格に必要な力を身につけることができるでしょう。

3-4.6割の点数を取るように心がける

危険物乙4の試験は、過去問にも類似問題がない難問が出ることがあります。しかし、その一方で過去問と似たような問題も多数出題さるでしょう。危険物取扱者の試験は、6割以上の得点で合格です。ただし、1科目でも60%未満の点数だと不合格になります。たとえば、1科目59点ならばほかの2科目が100点でも不合格です。ですから、難しい問題を解くより、よく出題される問題を取りこぼさないようにしましょう。

3-5.勉強は毎日30分でも行う

週末だけ1日何時間も勉強するより、1日30分でも毎日勉強したほうが知識が身につきます。ですから、試験まじかに慌てて勉強を始めるより、時間の余裕を持って勉強しましょう。3か月前から始めれば、1日30分の勉強でも十分知識が身につきます。

4.試験日時や申し込み方法

危険物取扱者の試験は、都道府県ごとに試験日が異なります。試験日は、試験を主催する消防試験研究センターのサイトで確認できるので、申し込む前に必ず確認してください。なお、試験日によっては乙4の試験が実施されないこともあるので、実施される資格区分の確認も忘れずに行いましょう。試験の申し込みは、サイトから電子申請が便利です。受験料は乙種1科目につき3,400円になります。なお、既に別の類を合格して試験科目の免除を受けたい場合は、最寄りの消防署で申込書をもらい、郵送で申し込んでください。試験会場は受験票に記載されています。大学・高校などが会場に選ばれることが多いでしょう。

5.危険物乙4の独学に関するよくある質問

この項では、危険物乙4の独学に関する質問を紹介します。

Q.2週間程度で知識を身につけたいのですが可能ですか?
A.1日1時間以上毎日勉強できるならば可能でしょう。しかし、時間に余裕を持って勉強すれば心に余裕を持てます。慌てて勉強してはダメです。

Q.危険物取扱者試験の過去問はありますか?
A.消防試験研究センターのサイトで一部公開されていますが、試験は問題が持ち帰り禁止なので、すべての問題を知ることはできません。

Q.高校で物理や化学を勉強していませんが独学で合格が可能ですか?
A.はい。多少意味が分からなくても数値や化学式を丸暗記していれば大丈夫です。

Q.独学で不合格になったらどうしたらいいでしょうか?
A.問題の内容を覚えているうちに復習してください。そうすれば、覚えきれていなかったところが分かります。そして、できるだけ早く再挑戦しましょう。

Q.危険物取扱者試験は何時間ですか?
A.3科目を2時間で解きます。科目ごとに時間は区切られていません。

まとめ

今回は危険物乙4を独学で勉強する方法を紹介しました。長期間勉強を続けるには、勉強時間を日常生活のスケジュールに組み込んでしまうことが大切です。昼休みや通勤、通学の時間を利用して勉強してもいいでしょう。参考書だけでなく問題アプリなども活用してください。


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